編集者
2025.03.05
【ソラジマ俺TUEEEの先駆者】「仕事を形に残したい」そんな思いから入社を決意【編集者 濱田 大地】

はじめに
編集者に大きな裁量が与えられているソラジマ。 自分の「やりたい」を叶えるため、編集者によっても動き方はさまざまです。
今回は、男性向け作品をつくるチームでチーム長をしている濱田大地さんにインタビュー。
入社当時、女性向けロマンスファンタジーが作品の主流だったソラジマで、男性向け作品のチームをつくるに至った経緯や、入社当時の心境などをお聞きしました。
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目次
ゼロイチを求めて大手IT企業を退社
濱田さんのこれまでのお仕事や、ソラジマに入社した経緯を教えてください。
ソラジマは僕にとって3社目の会社です。 新卒では大手IT企業に入社し、そこで3年ほど営業の仕事をしていました。
その次にスマホのカジュアルゲームをつくる会社に転職しました。
そこではコンテンツ制作に関わり、企画から制作、公開までを一気通貫でディレクションしていたのですが、この会社での仕事が、ソラジマに転職するきっかけになったと感じています。
推理ゲームやクイズゲームなど、手軽に遊べるゲームが多かったのですが、あるとき、少しストーリー性のあるゲームをつくることになったんですね。それがとにかくやりがいを感じる仕事でした。
ストーリーづくりに深く関われる仕事がないかと探していたところ、登録していた転職サイトでソラジマからスカウトがきて、採用選考に挑戦したという流れです。
新卒で入社した大手企業からの転職は、勇気が必要な行動のように思います。濱田さんはどうでしたか?
あまり躊躇はなかったですね。わりと早い段階で「あれ?あんまりこの仕事に興味がないかも」と感じてしまって……。
もちろん、営業は顧客の課題などをヒアリングして整理し、製品を提案するという、それ自体は素晴らしい仕事だと思うのですが、ふと「自分がいなくても成立する仕事だな」と気がついたんです。
一方、ゼロから何かを生み出す仕事は、その一人の当事者がいないと成立しないですよね。 そういった仕事を、自分が興味があるエンタメコンテンツでやってみようと思い立って、1社目の大手企業を離れることになりました。
この時点ではまだ、漫画の編集者になろうとは考えていなかったですね。アニメや映画、ゲームなど、媒体を問わずエンタメコンテンツをつくることを考えていました。

「ここ、大丈夫か!?」からスタートしたソラジマライフ
採用選考中、ソラジマに対してどのような印象を持ちましたか?
僕がソラジマに入社したのは2年半ほど前なのですが、当時は、未経験の人たちが集まって頑張って漫画をつくりはじめました!という状況で、正直なところ「大丈夫か!?」と思っていました(笑)
ほかの会社を見ると、やはり漫画業界での経験のある方が事業の責任者をしていたり、事業立ち上げチームに経験者がいたりという動きをしているところばかりだったので。
そのように若干の不安を感じながらも、ソラジマへの入社を決めた理由はなんでしょうか?
採用選考の中でソラジマの共同代表である前田さんと1 on 1する機会があり、そこで社内のNotionページを見せてもらいました。
そこに書かれていた制度やスケジュール感など、仕組みがかなり整っていたんですよね。まだはじめたばかりのWebtoon事業なのに、これだけのことを考えて進めているんだと驚かされたことが大きかったように思います。
未経験でWebtoonの編集者をすることに対して、不安はありませんでしたか?
なかったですね。 もちろん、もともと漫画の編集者をされていた方が、経験を活かして活躍するというパターンも多いと思いますが、当時はWebtoon自体が新しい業界だったので、自分が未経験者ということを不安要素と捉えていませんでした。
ソラジマに、未経験で編集者をやっている方が多くいたことも大きかったかもしれません。
たった一人の“俺TUEEE”生活がスタート
濱田さんは現在、男性向けの「俺TUEEE系」の作品をつくるチームに所属していますよね。入社直後からこのジャンルを担当していたのですか?
いえ、入社して最初の3ヶ月はロマンスファンタジーをつくっていました。
2作目を立ち上げるにあたって、男性向けにチャレンジしてみたいということを話したのですが、当時のソラジマは第一陣の俺TUEEE作品がいくつか公開されていたのですがあまり成果が出ず、第二陣として誰も作っていない状況でした。 そこで、「じゃあやってみようか」となったものの、周囲の編集者は皆ロマンスファンタジー作品をつくっていたので、本当に一人でつくっているような状況でした。
僕も最初は、ロマンスファンタジー作品と並行してつくっていたのですが、その作品が終わったタイミングからは男性向け作品の担当に振り切っています。
男性向け作品の制作チームが存在しない状態で、男性向け作品をつくっていたのですね。
そうですね。最初はロマンスファンタジーのチームに所属しながら、僕だけが男性向け作品もつくっていました。
ほかのロマンスファンタジーのチームでも、男性向け作品をつくりはじめた編集者がいたので、別々のチームに所属しながらも時間をつくって、男性向け作品の勉強会などを開催していましたね。
その後、それぞれロマンスファンタジーのチームに所属しつつ男性向け作品をつくる編集者が4人ほどになったタイミングで、一つのチームに結集したという感じです。
現在、濱田さんはいくつ作品を担当しているのでしょうか?
現在は、『陰のハンターはSSS級悪魔と契約する』を連載中で、ほかにも何作品か連載に向けて準備中です。
昨年の10月以降、男性向け作品で本気のヒットを狙おう!ということになり、ロマンスファンタジーで成果を出した編集者などが男性向けに所属したり、チーム編成を変更したりと、ほかの編集者も連載に向けて大きく動き出しています。

エンタメコンテンツとの出会いが多かった学生時代
濱田さんは、もともとエンタメコンテンツに興味があったということですが、漫画が特に好き、ということではなかったのでしょうか?
そうですね。映画やアニメ、ゲームなど幅広く好きです。
漫画に関しては、人よりも少し好きで知っている、くらいだったと思います。ソラジマに入社するまで、Webtoonにも馴染みがなかったほどなので。
エンタメコンテンツに対する興味の幅広さに関しては、高校時代に寮に入っていたことが影響していると思います。比較的時間があったのと、周囲の友人から影響を受けやすい環境でしたね。
それまではアニメなどもあまり観たことがなかったのですが、寮に入ってから色々な人の影響でさまざまなコンテンツを摂取できていました。
寮に入っていたのですね!学生時代、打ち込んでいたことが現在の仕事に活かされていると感じることはありますか?
やはり、当時さまざまなコンテンツを吸収したことで、現在のアイデアのヒントになっている部分は大きいと思います。
また、学生時代にテニスに打ち込んでいたのですが、そこで培われた、しっかりと目標を立てて行動する部分やストレス耐性は現在に活かされているかもしれません。

自走できる人がソラジマ向き!?
たしかに、売り上げなどのプレッシャーがかかることもあるソラジマ編集者をするには必要な一面ですね。濱田さんは、どのような人がソラジマ編集者に向いていると思いますか?
自分で考え、自分で行動できる人でしょうか。
僕が新卒で入社したような大手企業は、最初にかなり丁寧に研修が行われるんですよね。一方ソラジマは、最低限必要な情報をもらい、そのあとどう成果につなげるように動くかは本人次第なところが大きいです。
わりと早い段階で手離れしてしまうので、そこで自分なりのやり方を見つけて、走り続けられる人が向いているように思います。
濱田さん自身にもそういった性質を感じますか?
僕はとにかく、色々な物事を最適化するのが好きなんですよね。
自分なりの最適な方法を考えてアクションする、という流れが楽しかったので、そういった部分でソラジマでの仕事をやってこられた気がします。
「これが読みたかった!」を届けたい

それでは最後に、濱田さんの「誰もがバカにする大きな夢」を教えてください!
読んだ人が「こういう作品待ってた!」と感じるような作品を世の中に届けられたらいいなと思っています。もちろん、その作品が大ヒットする、という前提で。
そしてその作品は、僕は本当に面白いと思うものをすべて詰め込んだ、僕自身が「最高に面白い!」と感じている作品であって欲しいですね。
おわりに
「人生は一度きりだし、自分が仕事をした結果を何かを残したかった」
と話す濱田さん。
ソラジマ編集者は、クリエイターさんと伴走し、ともにゼロからイチを生み出す仕事です。
自分がいることで何かを生み出せる仕事がしたい。クリエイティブに関わって働きたい——。
そんな気持ちを抱えている方は、ぜひ一緒にソラジマで編集者として働いてみませんか?
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