カルチャー・制度
2025.03.14
【一軍のプロ集団を目指すため】ソラジマは試用期間もガチる!?CEO2人が語るその理由やメリット

はじめに
こんにちは!デジタル漫画出版社のソラジマ広報チームです。
突然ですが皆さんは、入社時の「試用期間」についてどのようなイメージを持っていますか?そもそも、入社時の試用期間に対して意識を向けて仕事をした経験がある、という人はそう多くないかもしれませんね。
ソラジマでは入社時の試用期間、ほかの会社の試用期間とは少し違った内容で業務を行います。
今回は、ソラジマの試用期間について、CEOの萩原鼓十郎・前田儒郎が、その必要性や独自の内容について語ります!
【この記事はこんな人におすすめ】 |
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試用期間が必要とされた根本を形骸化させない!
前田:実際、「試用期間」というものは、どこの会社にもあるんですよね。しかし、試用期間が形骸化していて、実際はただ入社したのと同じという場合が多いんです。
一方、ソラジマは試用期間を「試用期間としてガチで運用」していて、通過すれば正規雇用に切り替わります。
萩原:試用期間中は契約社員で、試用期間が終われば自動的に正社員ってことですね。給与面などで変化はあるんですか?
前田:いや、全然変わらないです。ただ契約社員か正社員かというだけ。どうして契約社員からスタートするかというと、法の矛盾をクリアにするためですね。
正規雇用で入社してしまうと、試用期間を経た上でお互いに「なんか違うな」と感じても契約解除が難しいんですよ。
これが、多くの会社で試用期間というものが形骸化してしまう原因ですね。ソラジマでは「試用期間を設けるなら、しっかり機能させようよ」という考えから、契約社員からのスタートになっています。

💡ココでのポイント |
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試用期間の参考になった、業務委託社員の働き方
萩原:そもそも、この試用期間はいつから導入されたんでしたっけ?
前田:Webtoon編集者を正社員雇用で採用し始めたタイミングからなので、約3年前ですね。それまでは、業務委託として編集をやってもらっていました。
萩原:業務委託だと、最初から1年や2年の契約ではなくてまずは1ヶ月から、というような契約の結び方をしますよね。
いわゆるその「お試し期間」のようなものが、業務委託の方々と働くにあたってしっかり機能していた部分があったと。
前田:そうそう。
業務委託だとそれが当たり前で、どこの会社でもやっていることだと思うんですよ。この考え方を正規雇用の場合も適用しましょうというところから、試用期間をちゃんとやっていこうという考えにつながっています。
萩原:新卒採用でも中途採用でも、試用期間はありますよね。

前田:そうですね。中途採用の場合は、5ヶ月間契約社員でその後、正社員に切り替え。新卒の場合は少し違って、インターンから入った方は、インターン中に試用期間が行われます。インターンを経なかった新卒採用の方のみ、試用期間はあるものの最初から正社員雇用です。
💡ココでのポイント |
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最大のメリットは一軍のプロ集団が形成されること
前田:ソラジマでは、編集者だけでなく、ビジネス職や幹部職も全員試用期間があります。じゃあ、なぜそんなに試用期間にこだわるのか?というところなのですが……。
理由はソラジマの「Be A Pro」のカルチャーが根底にあると思っています。
「Be A Pro」カルチャーとは、「お互いに刺激を与え合いながら成果に貪欲なメンバーを集め、一軍のプロ集団をつくろう!」という考え方です。
入社さえしてしまえば、なんの条件も課されずに何十年も勤められるという旧態依然とした環境で仕事をしていても、プロ集団とはいえませんよね。
お互いに切磋琢磨できる一軍の環境でやっていけるのか?という部分を見定めるためにも、試用期間は必要不可欠だと思っています。
萩原:選考される側にとってはどんなメリットがあると思います?

前田:選考される側からしても、「思っていた環境と違った」と気づく機会になるのではないかと思います。
あとはもう一つ、めちゃくちゃ大きなメリットがあると考えています。
ソラジマには、試用期間を乗り越えた人しかいないんですよね。つまり、カルチャーにマッチしている一軍のメンバーしかいないので、同じように一軍と認められた人にとっては最高の環境です。仕事に対する速度も変わってきます。
萩原:「特別、能力があるわけではない古株の人が幅を利かせている」というような会社あるあるも、ソラジマのカルチャーだと理論上存在しないですよね。
前田:そうですね。まだ創業して6年なのでそういった前例がないという部分もありますが、そうなりうると判断された人は、試用期間で去っていくという形になるんじゃないかなと思います。
もちろん、法律上保護される部分はありつつも、僕らのカルチャーの性質上、ただ椅子に座っているだけで自分が望むポジションやグレードにいられるわけではないので。
萩原:試用期間を設けることは、入社後の環境の能力密度を保証している証拠でもありますね。
💡ココでのポイント ・試用期間は一軍だけのプロ集団をつくるために不可欠 |
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実際の試用期間ではどんなことをやっている?
萩原:試用期間では、実際にどんなことをしているのか?というところもお伝えしたいですよね。無理難題を突きつけて通過の判断しているわけではないという部分も知ってもらいたいなと。
前田:たしかに。「契約社員でのガチの試用期間を設けます」という部分だけ聞くと、かなりリスキーに感じますよね。
試用期間で見ている部分には、最終選考で行われる「企画プレゼン」が関わってきます。
ビジネス職の場合、「自分は試用期間にが入社したら3ヶ月でこんなことを達成します」というロードマップを提示してもらうんですね。このロードマップに対して定量のミッションを決めて、成果が出せるか、過程が正しく積み上げられているかどうかを試用期間で判断します。
ロードマップは、「ある程度実現可能」なものとして双方の合意が取れているものです。
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萩原:入社してから「ちょっとこの項目は違ったかも」というものに関しては適宜調整が入ったり、プロセスに対しての評価になったりということもありますよね。
前田:編集者はもっとシンプルですね。試用期間に読切作品を1本つくって、その作品が連載審査で合格すれば試用期間突破です。
ただ、頑張ったけどどうしてもできなかったという場合で、プロセスが評価できる場合はあと2週間やってみよう!などの追試を実施することはあります。
萩原:「落とすため」にやってるわけじゃないよってことですね。
前田:そうです。正しいプロセスを踏める人であれば入ってほしいと思っています。成果だけ見るというのも難しいんですよね。運も関係する場合があるので。
萩原:試用期間を頑張ったものの、この成果では適性は見られないなという場合、組織内でほかの職種で活躍してもらうというパターンはありますか?
ソラジマも組織として大きくなってきたので、あらゆるポジションが増えていますし、可能なのではないかと思っています。
前田:試用期間で通過できなかったのでもうおしまい、という流れはあまりにもむごいと思いますし、僕たちとしても本意じゃないんですよね。とくに、インターンなしの新卒採用の場合は、最初から正社員雇用ですし。
その方のキャリアを真剣に考えたいというものも、僕らが伝えたいメッセージとして存在しています。
その選択肢として、社内でほかに適したポジションがあればオファーさせていただいたり、その後のキャリア支援をさせていただいたり、ということは考えていますね。

💡ココでのポイント ・試用期間では成果はもちろん、プロセスが正しいかも判断基準に |
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おわりに
試用期間まで進んでも、通過できないとソラジマで働けない可能性があると聞いて、不安を感じる方も多いはず。しかし、しっかりと試用期間を設けることでお互いに対するミスマッチが防げるという大きなメリットもあります。
また、ソラジマは選考中にソラジマで実際に働くメンバーに話を聞くことができたり、合宿に参加することができたりと、情報をキャッチアップし不安要素をなくすことができる環境が整っています。
同じ志を持つプロ集団の中で、一緒に働いてみませんか?ソラジマでは、ともに今世紀を代表するコンテンツを創る仲間を募集しています。
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