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カルチャー・制度

2025.03.29

集まれ未来のWebtoon編集者!ソラジマ初☆子ども向けワークショップを開催しました

eye catch

はじめに

こんにちは!デジタル漫画出版社のソラジマ広報チームです。
3月29日、ソラジマオフィスにて子ども向けワークショップ「マンガ編集者おしごと体験」が開催されました。
当日は総勢9名のお子様が参加してくれました!
実際に子ども向けに編集者のお仕事をレクチャーしたのは、編集者の中村加奈さん。
「面白いマンガはどうやって生まれるのか?」を、実際に企画書づくりを通して体験します。

登壇者は編集者・中村加奈さん

まずはそれぞれお名前カードづくり。
それぞれ個性豊かなカードを作成しています。カード一つからも「マンガが大好き」という気持ちが伝わります。

ソラジマ人気漫画である、『無能な継母ですが、家族の溺愛が止まりません!』のキャラクター、エルシャを書いてくれました。
カラフルに色まで!

まずは自己紹介から。
隣に座った子同士でお互いの名前と学年、好きなマンガやアニメを紹介し合います。

最初はまだ皆、緊張気味。少し固くなりつつも、自分の好きなマンガについて一生懸命伝えようとしていました。

先生紹介で編集者の中村さんは、

「自分は内気だったけれど、好きなマンガやアニメなどについて話すことはできた。人と仲良くなるきっかけがアニメだった。今日は皆、初対面だけれど、自分の好きなことや思い描いていることを言葉にする楽しさを感じてほしい」

と語りました。

お互いに好きなマンガを紹介し合った自己紹介は、この楽しさを感じるスタートということですね。

子どもたちは、編集者のお仕事紹介や中村さんが普段感じている楽しいことや大変なことに真剣な表情で耳を傾けていました。

実際にマンガの企画書をつくってみる!

まずは企画書づくりの手順やコツを紹介。

「人気作品を好きな作品から見つけてみる」

「その作品の好きな部分を研究してみよう」

「その作品が人気になるポイントを研究してみる」

「最後にログライン(ストーリーで一番大事なところ)をつくる」

など、大人でも難しそうな作業です。

「どうしてもアイデアが出ないときには、普段自分が読まないような作品などたくさんの作品を読んでみよう」

「タイトルはわかりやすく、キャラクターは読んだ次の日にも覚えておいてもらえるようなからクターづくりをしてる」

と、中村さんも自身の普段の編集の仕方などを踏まえてアドバイス。

企画書づくりに入ると、皆するすると画用紙に思い思いのストーリーを描いていきます。
あとから企画書を発表することも踏まえて、メモ用紙に「タイトル」や「どんな作品にしたいのか?」などを書き込むことも忘れません。

タイトルから考える子、ログラインから考える子など、手順もさまざま。
子どもたちの頭の中がアウトプットされていく様子は、教えている大人も学ぶことが多いですね。

今回、画用紙はマンガ家さんが実際に使っているケント紙を使用!
「ツルツルしてる!」と、画用紙の質感にも感激しています。

皆、メモ用紙に企画を書き込むことに夢中になり、なかなか画用紙に絵やストーリーを描き始められません。
「何かアイデアが思い浮かぶかも?」と、実際に持参したマンガを開く子も。

どれだけ真剣に企画に取り組んでいるのかがうかがえますね。

最初の自己紹介では表情が固かった子どもたちも、積極的に「どう描けばいいの?」「絵だけでもいいの?」と企画書づくりについて、中村さんに次々と質問していました。

個性豊か&大人顔負けの企画がたくさん

最後、自分がつくった企画を一人ひとり、前に立って発表します。
どんなお話か?どんな主人公か?お気に入りやこだわりポイント、読んだ人にどう感じてほしいかなど、ワークシートのメモを見ながら思い思いに話していました。

「次、発表したい人!」という声にも、物おじせず手を挙げる子や、「あのアニメでいうところのこのキャラクターのような子です」と、具体的に例をあげて話してくれる子も。

今回の企画発表では、一人ひとりの企画に対して、編集者の中村さんから感想が感想や講評がもらえます。キャラクターを褒められて、次々とキャラクターへのこだわりが飛び出すなど、皆嬉しそう!

どの企画も、ストーリー設定や、読者へのメッセージ設定が大人顔負け。バトル系、スポーツ系などそれぞれの好みが反映されています。

最後、中村さんから子どもたちへメッセージが伝えられました。

「想像していたよりも皆、どんどん物語のアイデアが出ていてびっくり!企画書をつくり出してすぐは、自分の想像を言葉や絵にすることに難しさを感じても、やっているうちにどんどんアイデアが浮かんできたと思う。今回だけではなく、絵にしてみる、言葉にしてみるということを続けてみてほしい」

皆、最後の最後まで、マンガ編集者への興味がつきない眼差しのまま、今回のワークショップは終了です!

おわりに

最後、皆で楽しめるくじ引きやお菓子釣りも。皆の前で発表するという緊張から解放され、わいわいとリラックスした表情で楽しんでいました。
最後には、来てくださった皆さんに「Thank you」のメッセージが入ったキャンディーのお土産も。

「どうしたら、アニメが作れるようになりますか?」と中村さんに質問をする子も。

皆、編集者のお仕事を体験できた余韻に浸りつつ、笑顔で帰っていきました。

がんばれ、未来のWebtoon編集者!
ソラジマでは、不定期でワークショップやイベントを開催しています!
興味があるイベントを見つけたらぜひご参加ください。

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