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2025.09.12

【入社1年目から挑戦と成長を】金澤さん(引き継ぎ編集者)×高塚さん(編集者アシスタント)対談インタビュー

eye catch

はじめに

「ソラジマの選考や職場ってなんだか厳しそう」「新卒だと活躍は難しいのでは?」――そんなイメージを抱いていませんか?

そこで今回は、ソラジマに入社して1年未満の新卒メンバーにインタビューを実施。

引き継ぎ編集者の金澤開さん(2025年3月入社)と編集アシスタントの高塚悠斗さん(2025年4月入社)の2人に、選考の体験談から日々の働き方まで、ソラジマの“リアル”を語ってもらいました。

この記事はこんな人におすすめ 

・ソラジマの選考や職場が気になる人
・入社1年目から成長できる職場を探している人
・ソラジマの会社の雰囲気やカルチャーが知りたい人

ソラジマとの出会いとタイミング

ソラジマを知った時期や内定した時期はいつ頃ですか?

金澤:ソラジマを知ったのは大学四年生の2024年8~9月頃で、内定したのは同年11~12月頃でした。

大学4年の夏まではゲーム会社を志望していたのですが、全然受からなくて。「やっぱり何か違うな」と思い、一度原点に戻って考えることにしました。

もともと大学でWebtoonの表現研究をしていたので、「せっかくならこの技術が光る場所がいいな」と思い、改めてWebtoonの会社を探しました。そこでソラジマを知り、選考を受けることにしたんです。タイミングとしては遅かったと思います。

エンタメ業界を目指した理由は、何かしらの制作に関わっている自分以外が想像できなかったからですね。

高塚:大学時代、ドラマの制作現場に関わったことがあります。その制作会社がソラジマ作品を原作にしたドラマを手掛けていたことがきっかけで、ソラジマを知りました。

ただ当時はあまりWebtoonの知識もなく、パラパラと作品を読んで、「こういう会社があるんだ」ぐらいの感覚でしたね。

僕は学生時代から演劇をやっていたこともあり、4月頃まで就活ができませんでした。そのため受けられる会社がかなり限られました。

もともとは編集者志望でしたが、それは断念。金澤さんと同じようにゲーム会社を受けていましたが、途中で「別にゲーム好きじゃないな」と気付き始めたんです。

夏頃に「もう本当に自分のやりたいことをやろう」と気持ちを切り替え、「そういえばソラジマって会社があったな」と思い出し、選考を受けました。内定したのは2025年10月頃です。

2人とも大学4年の後半まで頑張って就活したんですね。周囲はすでに内定をもらっている時期ですが、焦りを感じることはなかったですか?

高塚:私は、ほかにも内定はもらっていたので焦りはなかったですけど、「このままでいいのかな」みたいな気持ちはずっとありました。

金澤:内定してたのすごいですね。僕は1つもなかったので(笑)。

なぜ、ソラジマに決めたのか

ソラジマに入社しようと思った決め手を教えてください。

金澤:いくつかWebtoonの会社を調べていた時、ソラジマのWebサイトにだけ会社の夢が書かれていました。「今世紀を代表するコンテンツを創る」という夢を見て、衝撃を受けたんです。その初見で強く惹かれたことが、ソラジマを選ぶ大きな決め手になったと思います。

それまで「Webtoonの会社ならどこでもいい」って思っていたのに、
ソラジマのログライン「誰もバカする大きな夢叶えてみせる」で、だんだんと「Webtoonの会社ならソラジマだ」と考えるようになっていました。

高塚:ソラジマか、もう一つ別の出版社か迷っていたのですが、最終的にソラジマを選んだ理由は「選考の過程で自分をしっかり見てくれている」と感じたからです。もちろん、ログラインやミッションにも惹かれるものはあったんですけど。

この会社では皆が一生懸命で、選考中から僕がどんな資質を持っているのか理解しようと真摯に向き合ってくれました。そのおかげで、自分が成長できる未来が見えたんです。

特に業務トライアルでは、編集者の業務を仮想環境で体験し、1日ごとにフィードバックを頂きました。良い点だけでなく、悪い点もしっかり伝えられるのですが、決して嫌な言い方ではありません。

「ここは良かったです。逆にここは直しましょう」という風に、実地で行ったことに対して評価がもらえることに安心感が得られました。また、ソラジマ側も納得した上で採用しているんだと分かり、それが信頼に繋がりましたね。

選考の最後の壁、業務トライアル

先ほど業務トライアルの話が出ましたが、選考で印象に残っていることはありますか?

金澤:やっぱり、業務トライアルが印象的です。ソラジマの選考の中でも、最後のフェーズに立ちはだかる壁として用意されていますよね。

トライアル中は「4日間で企画を作ってください」「フィードバックを作ってください」といった指示が出され、僕は言われたままに淡々と進めていました。

でも2日目のミーティングで、「金澤さん、このままじゃ落ちます。言われたことをただこなすだけの人材は、ソラジマが求める人材ではありません」と言われたんです。

さらに、「ここから受かるためには、ソラジマ側が想像する1.2倍の成果物を出してください」とも言われて、それがとても衝撃でした。

そこからは数をこなすしかないと考え、企画を何本も考え、フィードバックを何度ももらいに行き、もらったフィードバックはすぐに修正するというように、泥臭く試行錯誤しましたね。

会社って、「やることをやっていればお金がもらえる場所」とイメージしがちですが、そうじゃなかったんだと強く実感しました。
例えば、ヒットを出すために、自分の頭で考え、試行錯誤し行動できる人にならなきゃって言うことがソラジマでは重視されるんです。
なので、それまで持っていた自分のイメージが全く違かったんですよね。

高塚:僕は業務トライアル1日目から「このままでいいのか」と考えてました。ソラジマTVを見ていたこともあり、「やってやろう」という気持ちを見せたくて、自ら作家さんを探したりしていましたね。

あくまでも業務トライアルなので、成果としては残らない。それが少しもったいないと感じたんです。

「実際にこの企画や作品があるなら、どんな作家さんをアサインするだろう?」と自分なりに考えて動いたほうが、入社してからも役に立つだろうなと思い、主体的に行動していました。

厳しい選考を合格し、ソラジマへ

それぞれ今はソラジマでどんな仕事をしていますか?

金澤:2人とも編集者なのですが、その中でも役割は大きく3つに分かれています。1つ目は「立ち上げ編集者」。作品を原案や企画の段階からスタートさせ、リリースまで導きます。

2つ目は「引き継ぎ編集者」で、今の僕のポジションです。立ち上げ編集者が世に出した作品を引き継ぎ、さらに伸ばすために働きかけることがミッションです。

作品の魅力や読者が楽しみにしているポイントを見極め、それをどう見せるかを立ち上げ編集者と相談しながら形にしていきます。

ほかにも、既存の作品を読んで作品分析を行うこともあります。

高塚:3つ目が「編集アシスタント」です。僕が今担当しているポジションですね。

編集アシスタントは、一言で言うと「作品に伴走する人」。立ち上げ編集者のサブという感じです。

具体的には、制作進行の補助やクリエイターさんとのやりとりなど立ち上げ編集者の業務を一部担い、チームが円滑に動くようサポートしています。

立ち上げ編集者との違いは、企画の立ち上げには参加しない点です。編集アシスタントは、すでに立ち上がった企画の進行を担当します。

金澤:編集アシスタントはクリエイティブ面のチェックもしていますよね。

高塚:そうですね。原稿を見てフィードバックを返すこともありますが、メインの業務は作品が滞りなくリリースできるように進行管理を行うことです。

会社らしくない、ソラジマの職場

ソラジマに入社する前と後で、イメージは変わりましたか?

金澤:変わりました。それまで会社というと、淡々と指示されたものをこなすイメージがあったんですけど、ソラジマは自分で考えて動くことが多くて。抱いていた会社のイメージとの違いを感じました。

まさに、1年目からプロの意識を持って仕事をするわけですから、この半年でもかなり成長したと思います。

高塚:僕も金澤さんとほぼ同じですね。選考時にログラインやミッションについていろいろ伺って、「本当にそうならすごいな」という気持ちと、「いや、流石にそんなわけないだろ」という気持ちが半々でした(笑)。

企業って建前を言うものだから、そんな制作現場があるわけないって思っていたんです。でも実際は想像以上で、それこそ“1.2倍”すごい職場でした。

金澤さんが言っていたように、「自律的に行動して、より上を目指そう」という風土がある点もそうですし、何よりもソラジマにいる人たちは僕が想像していた“会社の人たち”とは違いました。

フィードバックを求めに行って「忙しいから後で」と言われることもないし、年が離れていても編集者として対等に話をしてくれます。

お互いに出し惜しみしないマインドが醸造されているので過ごしやすいです。“会社に出勤する”という感覚で来ていないですね。

金澤:確かに、会社というより“作品を作る現場”という感じですね。

高塚:普通に楽しいですよね。

金澤:そうですね。楽しいところだなと思います。

ソラジマで働く先輩たちについて、どう思いますか?

金澤:皆すごいと思います。話していることが高度すぎて、日常会話にもついていけないほどです(笑)。例えば、友達と作品について語る時、普通は「あれ面白かったよね」「あいつカッコよかったよね」で終わりじゃないですか。

でもソラジマの先輩たちは、「ここが良くて、こういう演出が効いていて、だからこう面白かった」と、3段階くらい深掘りして話をするんです。

高塚:言語化がうまい人が多いですね。あとは、皆さん優しいです。

金澤:「これ聞いたら、怒られるかも」みたいなことを質問しても、ソラジマの人は答えてくれますね。

高塚:話し掛けにくいと思ったことはないです。皆、見習うべき人だと思いますし、本当に尊敬しています。

ソラジマならではの出来事

入社してから印象的な出来事があったら教えてください。

金澤:一般的な会社なら入社日の前日に「この資料を読んでおいてください」とか、何かしら事前の連絡がありますよね。でも、ソラジマはまったく何もなくて、逆に1日目から「何をしてもいい」というスタンスなんです。

自分で企画を10個考えてもいいですし、いろいろな先輩に仕事のことを聞き回ってもいい。「すごい作家さんを連れてきたので、がっつり作業します!」と進めてもいい。

入社1日目だとしても決まったルールがないので、自分の強みを前面に押し出せるのが本当にすごいと思いました。

ソラジマにはFR*(Freedom & Responsibility)カルチャーがあって、承認を得ずに自分で作業を決めることができます。それに従事した会社であることを入社初日から感じましたね。

 FR*とは・・・・ソラジマでは、迅速なアクションができるよう、「相手に承認を求めない」という自由を尊重しています。何故なら、ソラジマはルールを極端に嫌う会社であり、最速で意思決定するためにルールは時として邪魔になると考えているためです。

参考: https://story.sorajima.jp/articles/sorajima-selectionprocess

高塚:ちなみに初日は何をしたんですか?

金澤:とにかく企画を作って、ひたすら先輩たちからフィードバックをもらいました。

自分は有名な作家さんを呼べるわけでも、革命的な作品を生み出せるわけでもないから、数で勝負するしかないと思って。

とにかくたくさん企画を作り、どんどんフィードバックをもらいながら、自分の感性を磨くのみでした。

高塚:僕は入社当初、Slackにインプット用として読んだ漫画の感想やログラインを投稿し、「よかったらフィードバックください」と先輩たちにお願いしてみたんです。

とはいえ、忙しい中で新卒の自分が書いた、出来も良くない文章を誰かが読んでくれるとは思っていませんでした。

でも、1日足らずでたくさんの人が長文で返信をくれたんです。本当に読むのが大変なぐらいの量のフィードバックが届きました。

当時のslackの様子
メンバーからのコメント一部
メンバーからのコメント一部

良いところはしっかり褒めてくれるし、アドバイスもすごく丁寧で、「こんなに自分に時間とコストをかけてくれるんだ」と強く印象に残りました。

金澤:確かに、入社前でも何か持っていけばフィードバックをくれると感じていました。きちんと一人の編集者として見てくれているんだなと。

高塚:そうですね。何か行動したら、ちゃんと評価してもらえますよね。最初は自由すぎて少し怖かったですが、やりすぎたら止めてくれるので安心です。

金澤:何か行動して、「やめろ」って怒られることはないですよね。

高塚:やりすぎて怒られることはないですが、逆にあまり行動していないと「大丈夫か」と言われます(笑)。

金澤:とにかく、やれることはやったほうがいいですね。

フィードバックカルチャーによって、短期間で成長を実感

「ソラジマだから成長できた」と思うことはありますか?

金澤:フィードバックカルチャーのおかげで、必ず自分の意見やフィードバックを返せる姿勢でいようと心掛けるようになりました。

「自分とは何なんだろう」という哲学的な部分がフィードバックカルチャーによって形成されてきた感覚もありますね。

高塚:僕もフィードバックカルチャーによって、他人を通して自分と向き合えるようになりました。

ソラジマにはすごい人がたくさんいるのですが、それを見て純粋に「すごいな」と思うことができます。
おそらく、BAP*カルチャーがあるから、他人は他人。自分は自分。とならないと言うものも大きな特徴だと思ってます。

入社1年目なので、もちろんつらいことは絶対あると思うんですけど、ソラジマはつらいことがあっても「じゃあ、どうしようか」と前向きに考えられるカルチャーがあり、そう考えて取り組むのが正しい場所なんです。だからこそ、自分と向き合って、前に進めている実感が得られますね。

BAP*とは・・・・周りに刺激を与えるほどに成果に貪欲か

より具体的に、身に付いた力を教えてください。

金澤:言語化能力が成長したと思います。漫画や映画・アニメ・ゲームの感想も「面白い」だけでなく、「なぜ面白いのか」「なぜ心に残ったのか」と一歩踏み込んで考え、嚙み砕いてから言葉にするようになりました。

そんな思考回路を持てたことが一番の成長なのかなと思います。以前よりも作品を見るのが面白くなってきました。

高塚:僕はずっとタスク管理が苦手で課題だと感じていたんですが、克服できました。「ここが弱い。だからあなたはダメ」と言われる環境だったら克服できないままで終わっていたと思います。

ソラジマでいろいろな人から「じゃあ、こうしよう」とフィードバックをもらったことで、自分の弱みと向き合えました。

金澤:フィードバックカルチャーがあったからこそ、自分の弱みがちゃんと見えて成長できましたよね。

ソラジマはこんな人におすすめ

今後、どんな人がソラジマに来てくれると嬉しいですか?

金澤:探求心が強い人がいいですね。作品を作っている時も、「いい感じにできたから、これで行こう」ではなく、「もっと面白くなるかも」「逆に一度崩してみたらたら、もっといいものが生まれるかも」と、どんどん面白いものを探求できる人はマッチすると思います。

高塚:僕は、エンタメや創作物に対する情熱を持っている人ですね。バックボーンがそれぞれ違うので得手不得手はあると思いますが、新卒同士でスキル差はあまり大きくありません。

その中で情熱を持ち続けられる人は、ソラジマでどんどん成長できると思います。逆に「もういいや」と熱が冷めてしまう人は、あまり向いていないかも。

どんなにへこたれる出来事があっても、好きという気持ちで突き進んでいける人。まさに、「好きこそものの上手なれ」を体現できる人がいいと思います。

今後のビジョンと、学生へのメッセージ

2人の今後のビジョンを教えてください。

金澤:大学・大学院でWebtoonの表現研究をしてきて、Webtoonの可能性をとても感じました。「ここからWebtoonはとんでもなく進化するのではないか」と思っています。

そのWebtoonの行く末を知ることが僕の夢ですし、そのためにはとにかくヒット作を作るしかありません。

可能性を感じたからには、やっぱり第一人者としてWebtoonに関わり続けたいです。

高塚:僕は自分が関わることで作品が100倍面白くなるくらいの編集アシスタントを目指したいです。

Webtoonとかヨコ読み漫画関係なく、クリエイティブを的確に評価できるスキルを磨き、制作を円滑に回せる“最強の編集人間”になれたら。

最後に、これを読んでいる就活生へ一言お願いします。

高塚:まだ就職先が決まっていなくて焦っていたり、僕と同じように「このままでいいのかな」と迷っていたりする人は、逆にチャンスです。

ソラジマの選考を受ける過程で、そんな不安は解消されると思います。

「ここに入れば、なんとかなりそうだ」「成長できそうだ」と実感できると思うので、迷っている人はぜひソラジマの選考を受けてください。

金澤:この時期まで就職先が決まらないつらさは、僕もよくわかります。周囲への劣等感や投げやりな気持ちになることもあるのでは。

いろいろ考えてしまうと思いますが、そんなときは一度原点に立ち返ってみてください。

「やっぱりエンタメ業界で働きたい」「漫画が好きだ」という気持ちがあり、つらい思いをしている自分を救いたいと思うなら、ソラジマを受けることで活路が見出せるかもしれません。

おわりに

ソラジマは、経験の有無にかかわらず圧倒的な裁量権を持って挑戦できる環境です。

さらに、切磋琢磨し合えるチームメンバーがそろっており、成長を後押しするためのサポート体制も万全です。

きっとソラジマなら、あなたも自分の力を最大限に発揮できるはず。

「今世紀を代表するコンテンツを創るー。」

そんな私たちのビジョンに共感してくださる方、ぜひ一緒に日本のWebtoon市場を牽引する作品を生み出しましょう!

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