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経営・ビジネス

2023.10.31

Webtoon作品分析から作画まで~今すぐ使えるAI活用の可能性を探る!

eye catch

MidjourneyやChatGPTなどの生成系AIの登場により、クリエイティブの現場にも大きな変革の波がきています。「今世紀を代表するコンテンツを創る」ことを掲げたソラジマが現在、注力しているのは縦読みマンガWebtoon。

Webtoon業界でAIをどう活用できるのか。編集者によるAI勉強会後、ソラジマ代表の萩原に、AIの実践的な使い方について語ってもらいました。

この記事はこんな方におすすめ!
・クリエイターとしてAIをもっと活用したい。
・マンガ編集者としてAIの使い方を模索している。
・すでにAIを使っていて、仕事にしたいと思っている。
・Webtoon制作に興味がある。

1)脚本や作画だけでないAIの活用法

AIと言っても、いろいろなものがあります。話題のChatGPTをWebtoon制作で使うとしたら、どんな可能性があるでしょうか?

編集部で考えている使い方としては、まずは競合調査ですね。ヒット作のヒット要因をChatGPTで抽出することができれば、作品の魅力の本質を掴みやすくなります。

またAIと対話しながら分析することで、編集者の作品理解が進むと思っています。他にも、ストーリーのアイデア出しやブレスト、作品タイトルの候補案をChatGPTでたくさん出し、その中から良さそうなものを選ぶというのは、すぐにでも実践できる領域だと思っています。

細かいところでは、ファンタジー作品で必要になってくる架空の国名や、人名の候補案を出すのにも使えますね。

記事内の画像は全て『にじジャーニー』で作成

もっと脚本や作画に近い話が出てくると思ってましたが、作品の調査分析をAIにさせるというのは、おもしろいですね。ほかにChatGPTを活用できそうな場面は、ありますか?

たとえばクリエイターさんに発注する時のメールに、抽象的で分かりにくい言葉を使っていないか、誤解を招く表現を使っていないかを事前チェックして、文章を整えることもできると思っています。編集者との意思疎通が円滑になれば、その分、クリエイターさんが創作に集中できますから。

なるほど、文章だけのやりとりだと、ニュアンスがうまく伝わらずに誤解を生んでしまうこともありますが、AIを使えば送る前に客観的なチェックができますね。作画面での活用法としてはいかがですか?

Webtoon制作を考えた時に、すぐに使えるものとしては背景、ドレスや小物などのデザインのほか、仕上げのエフェクトやパターンなどの素材ですね。他に、企画書用のキービジュアルやクリエイターさんとのやりとりで使う参考画像も、AI作画で作れます。

世界観を伝えるイメージ画像が1枚あるだけで、チームで制作する際のイメージのすり合わせが早くなります。参考画像を探す時間の短縮にもなるので、業務を効率よく進めることができるんじゃないでしょうか。

確かに、文章でイメージを伝えるよりも、こんな世界観だよ、という画像を共有できた方がゴールが想像しやすいですよね。

マンガで重要なのは、キャラクターだとよく言われますが、キャラクターについてはいかがでしょう。AIを使える場面はありますか?

キャラクター制作をクリエイターさんに依頼する際に、AIで作成したキャラを参考画像として送ることができれば、作っていただくキャラの認識を誤解なく伝えられると思っています。

あとは、バトルマンガで大量に必要になってくるモブモンスターのデザイン。AIでいろんなデザインを出すことで、モブキャラにもバリエーションを持たせ、より読み応えのある画面にしたいですよね。

ただし、AIが便利だからと言って、作成したクリエイターさんの許可なく、元画像のバリエーションをAIで作成することは、してはいけないと思っています。チームとして、どこまでAIを脚本や作画面で使っていくかは、チームに参加するクリエイターさんたちと話し合ってから進めるべきですよね。制作過程でAIを使うにしても、作家さんたちとしっかりした信頼関係が作れるような使い方をしていきたいです。

2)近い将来のAI活用事例とは?

——今すぐ実現できそうな事例だけではなく、今後、Webtoon制作スタジオとして活用できそうな事例としては、どんなアイデアがありますか?

物語の世界観やキャラクターの情報を学習させて、世界観に沿った脚本案を作成してもらう、というのは可能性としてありそうです。

他に、企画書をChatGPTに読み込ませて、AI作画用のプロンプト(画像生成時のキーワード)を生成し、それをもとに画像をつくって、統一感のある世界観セットを作るとか。

弊社のWebtoonは現在、複数のクリエイターさんたちとチームで制作しています。チームメンバーは作品のジャンルにもよりますが、1作品でだいたい10~13人です。
ですが今後は、ネーム制作後の作業のすべてをAIで作成し、脚本・ネーム・調整クリエイターの3人で1作品を制作するというのも可能になるかもしれません。それができれば、もっとたくさんの才能、作品を世に送り出すことができます。

そうなったら、この世に生まれる作品の数が、圧倒的に増えそうですね!

Webtoon制作に限らず、会社としてAIを利用する時に、こういう使い方ができたら業務の効率化につながりそうだなっていうことはありますか?

画像からの誤植のチェックや、受発注の省略、管理作業の効率化がAIでできると、人間はもっとクリエイティブに集中できると思います!

AIを活用していくことは、僕らも考えていますが、クリエイターさんが必要なくなるということでは、絶対にありません。クリエイターさん自身がAIを活用することで煩雑な作業を効率化したり、想像力が刺激されたりすることで、さらに面白いものが続々と生まれてくるという世界線を、ソラジマは全力で目指していきたいと思っています!

AIを駆使して、クリエイターさんたちの創造性をさらに引き出したい!趣味でやっていたAI研究を仕事にしたい!というAIプロデューサーの方を、ソラジマでは募集しています!

▼求む AI人材|AI × Webtoonの可能性

少しでもご興味がある方はぜひ、下記Twitter DMよりお気軽にお問い合わせください。

*萩原、前田お好きな方にお願いします!

▼ソラジマ共同代表 Twitter

・萩原鼓十郎:https://twitter.com/KJR_HAGI
・前田儒郎:https://twitter.com/juro_maeda

執筆:みじんこ
世界を旅する黄色いイキモノ「みじんこ」Webtoon原作者・企画作家・ライター
Twitter:https://twitter.com/mijin_combi

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株式会社ソラジマでは現在20.Webtoonイラストレーター(線画・着彩・背景・仕上げ)を募集しています。

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https://sorajimacreators.studio.site/

皆様にお会いできることを楽しみにしています😊

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